ゴルフ・ダイジェスト・オンラインのニュース／トピックのコーナーで面白い記事が紹介されていました。読んだ方も多いかもしれませんが、紹介したいと思います。題して『ゴル夫婦の妻がキレた プレー中の夫のひと言Top３』
引用元：ゴルフ・ダイジェスト・オンライン
私も本当は妻とゴルフに行きたいのですが、残念ながら妻はゴルフに全く興味なし。私の人生で初めての、そして唯一の趣味がゴルフということで、全面的に応援して（認めて？）くれていますが、一緒に行くことはありません。が、この記事にある「妻がキレる一言」はなにもゴルフ場に限った言葉ではありません。言い方は多少違うでしょうが、日常の別場面でも言ってしまいそうなフレーズで、改めて言葉遣いに気をつけないとと思いました。いや、言葉遣いじゃないんですね、本質的な問題は。そういう言葉使いをしてしまうマインドが問題なんですね。改めて反省。
引用コラムで紹介されている言動は、基本的には「上から目線な物言い」への反発です。いくつか紹介すると
「もう１回打っていいよ」
初心者の私は、友人だけで周ってるときは「もう１回打つ？」と聞くこともありますが、これも「お前が言うな！」とミスした上級者に怒られそうですが、これが上から目線となると、こうなるんですね。言いがちです。
「後ろの人が待ってるから早くやって」
え？これの何が悪いの？そう思った貴兄、危ないですよ。言ってることは正しいんです。スロープレーは迷惑ですから、プレーを促すのは時に必要です。しかし、物には言い方があります。同コラムでは、「男の度量の狭さが露見」「特にパッティング前後は注意が必要」と書いています。なるほどね、そういう時は逆に「慌てなくていいよ」と声掛けし、クラブを拾うなど、次への移動をお手伝いする、とかが良いのかもですね。「慌てなくていいよ」と言われた時点で、「あ、後ろが来てるかも」と気がついたりしますからね。
「あーユルんでる」「やると思った」
「やると思った」はまだしも、「あーユルんでる」も駄目ですかい？と思った貴兄、再び危ないですね。こう言われると「お前はティーチング・プロか」「打つ前に言えよ」と思われるそうです。私が言っているんじゃないですよ、GDOのコラムがそう言っているんですよ。でもね、これも言い方かもしれません。ミスショットは打った本人が（理由は分からなくても）分かっているので、追い打ちをかけず、少し後にでも、その話がでたら「あ〜僕もよくやる」と優しく言ってあげるのが良いのかもです。相手が技術的なことを聞いてくるまでは、決して理詰めで返さないことですね。女性が「失敗しちゃった」というときは、論理的に失敗の原因や改善方法を求めてる訳ではなく、共感を求めているだけの場合が多い（らしい）ので、特に上から目線で技術論を語るのは危険かもですね。
この調査、是非、逆のパターンもやって欲しいですね。『ゴル夫婦の夫がキレた プレー中の妻のひと言Top３』なんか男性は妻の言葉よりも、段取りとかプレー態度とかで怒ることが多そうな気もしますが、皆さんも妻の言動でキレたことはありますか？でも、喧嘩できるのも仲の良い証拠でしょうし、夫婦で同じスポーツを楽しめるのは本当に素晴らしいことだと思いますので、仲良くプレーされることを願っています。
最後に、第一生命が実施した夫婦関係に関するアンケート調査から面白いと思った調査を下記します。
共通の趣味があるか？
６割近く（５７％）の人が「共通の趣味がある」と回答していますが「よく一緒にやっている」と答えた人は３０％しかいないそうです。
夫婦共通の趣味を作ろうと思うか？
共通の趣味作りに前向きな人は、男性で３９％、女性で３４％だったそうで、やや男性にそう思っている人が多いようです。年齢的には、男性が３０代が最多で５７％、女性は４０代が最多で４４％、逆に少なかったのは男女とも６０代で男性２１％、女性１８％だったそうです。６割の人が共通の趣味があるのに、６０代になると「共通の趣味を作ろうとは思わなくなる」ようですから、作るなら３０代〜４０代ってことですね。
普段夫婦喧嘩をするか？
「よくする」８％、「時々する」４３％を合わせると過半数の夫婦が夫婦喧嘩をするようですが、最も喧嘩が多いのは３０代で５４％、少ないのが５０代で４８％だそうです。
夫婦喧嘩の際、どちらが先に怒り出すか？
「夫が先」は３７％、「妻が先」は４３％で「妻が先」が多いそうですが、６０代になると「妻が先」が２９％、「夫が先」は５４％で「夫が先」が多くなるそうです。もしかすると、６０代は、妻はあきらめ、夫は体力が落ちて堪え性がなくなるってことですかね？
夫婦喧嘩の際、どちらが先に謝るか？
「夫から謝る」が３８％に対して、「妻から謝る」は１３％なんだそうです。つまり喧嘩になると、男性から謝ることが多いみたいですね。
配偶者は自分を理解してくれていると思うか？
女性は５１％、男性は７７％が、相手が自分を理解してくれていると思っているそうです。「配偶者を信頼しているか？」も「信頼している」が男性７４％に対して女性は４８％と男性が多く、「配偶者と一緒にいると心が安らぐか？」では、「心が安らぐ」と回答した男性は８９％に対して女性は７３％だったそうです。なにおかいわんやですね。
最後に「配偶者に感謝してるか？」という質問に対しては、９５％の人が相手に感謝していると回答したそうです。なんだかんだ言っても、お互いに感謝し、尊敬しあえる関係でありたいですね。めでたしめでたし。
